業界研究:スタートアップ

第二新卒でzozoに転職するには?求める人材や選考フロー

若者を中心に絶大な人気を誇るファッション通販サイト「zozotown(ゾゾタウン)」。最近では、「ZOZOMAT」やファッション検索アプリ「WEAR」といったサービスでも話題を集めている。

zozotownを運営している株式会社zozoは、2000年代に急成長を遂げた。

2019年9月には前澤氏の退任とYahoo!による買収発表が大きな話題になった。Yahoo!はzozoを買収したことで、インターネット通販の強化を図り、Amazonや楽天を追い抜かすという目標を掲げている。

zozoの将来性に関して、Yahoo!との提携が大きな転機になる可能性は高いと言われている。zozoへの転職を考えているなら、再び成長を狙う転換期の今がおすすめだ。

今回は、第二新卒の方が、zozoへ転職する方法を詳しく解説する。転職に役立つ情報をまとめたので、ぜひ一読してほしい。

第二新卒でzozoに転職するメリット

転職をする際によく聞く「第二新卒」は、一般的には入社3年以内に転職をする人のことを指す言葉だ。

zozoの採用情報を見る限りでは「第二新卒」という言葉は登場せず、「大学卒、大学院卒以上」などと記載がある。中には学歴に関して明記していない職種も存在する。

職種によっては、「プロジェクトマネジメント経験2年以上」など、専門的な実務経験を必要とするものもある。

zozoへ転職すると、高度な知識やスキルを持った先輩が多いことに気付くという。よりアグレッシブに働きたい、スキルアップしたい人にとっては、zozoはうってつけの企業と言える。

zozoは社員・経営陣の風通しの良さでも有名だ。部署や役職に関わらず、1人1人の距離が近く、互いの仕事をリスペクトしているという。

入社間もない社員の意見にも、経営陣は耳を傾けてくれる。会社全体がチームとして動いており、刺激し合いながらスキルを磨いていける。

zozoの事業状況と第二新卒が応募可能な職種

ここでは、zozoの事業状況と、第二新卒が応募可能な現在募集中の職種をチェックしていこう。

zozoの事業状況

2020年3月の決算報告では、営業利益は278億円と前年同期に比べて8.7%増であった。

しかしながら、2017年までは営業利益率が34%越えであったことを考慮すると、伸び悩んでいる印象も受ける。

伸び悩みの原因としては、

  • 2018年に行った「ZOZOSUIT」の大量配布により莫大なコストが投下されたこと
  • 有料会員サービス「ZOZOARIGATO」で出店各社が多数撤退したこと

などが挙げられる。

「ZOZOARIGATO」とは、会員費(年額3,000円、月額500円)を支払えば、常時10%の割引を受けられるというサービスであった。

割引額は赤十字などに寄付され、社会貢献の一面もあり、ユーザーからは好評で話題性もあった。

しかし、出店側としては、安易にセールを行うことでブランドイメージが傷つくとして、ハイブランドを中心に撤退が相次いだということがあったのだ。服が売れればそれで良い、という問題ではなかったのである。

加えて、2019年からアルバイトの時給を引き上げたことや、ZOZO CHAMPIONSHIPへの広告宣伝費も重なり、利益率が下がってしまった。新たなことに挑戦する姿勢をもってしても、過去の飛ぶ鳥を落とす勢いには遠く及ばないのが現状である。

創業から20年以上経過していることを考えると、zozoの成長が鈍化することは仕方のないことなのかもしれない。成長が弱まっているとは言え、他の企業に比べて高い利益率を誇るzozoは、超優良企業であると言って良いだろう。

最近では、2020年2月にZOZOMAT、同年3月にZOZOSHOESなど、新たなサービスを開始している。新サービスの導入が起爆剤となる可能性は否定できない。

現在募集している職種(2020年6月時点)

zozo公式サイトの採用情報によると、2020年6月現在、以下の職種を募集している。ここでは、職種と主な業務内容を簡単に紹介する。

マーケティング プロモーション事業 マネージャー候補

主な業務内容:市場・顧客調査などのリサーチ業務、マーケティング戦略の立案から施策実行に至るまでのプログラム促進、経営層やマネージメントへのレポーティング、組織管理業務など。

ゴルフ事業の大会運営・販売促進スタッフ

主な業務内容:「ZOZO CHAMPIONSHIP」の大会運営業務全般、zozotownにおけるゴルフ商品の拡販・大会を利用したzozotownへの売上貢献施策の立案・実施など。

zozoused データ分析担当スタッフ

主な業務内容:社内システムの全体設計・改善、既存の機械学習アルゴリズムの構築・改善、施策実装のアシスタント業務など。

新規プロジェクト推進スタッフ(ZOZOSUIT・ZOZOMATなど)

主な業務内容: 新規技術を用いたプロジェクトの企画・推進、データ分析及び施策立案など。

データアナリスト・データサイエンティスト

主な業務内容:売上改善施策実施時や新規事業立ち上げ時などのデータ検証、施策の提案、業務で利用する機械学習アルゴリズムの構築など。

BI(ビジネスインテリジェンス)スペシャリスト

主な業務内容:KPI定義・経営ダッシュボードの制作、データ分析の効率化を目的とするデータ管理など。

エンジニア

主な業務内容:ECプラットフォーム(マイクロサービス)プロジェクトのSRE、zozotownのPC・スマートフォン向けサイトのフロントエンド開発、バックエンドと連携したJavaScript開発業務など。

職種によって応募資格やスキルが異なるが、中には実務経験の有無を問わずに応募できるものもある。詳細はzozoの採用情報に記載されているため、気になる職種は一度確認してみてほしい。

zozoに受かりやい第二新卒とは

人物像

zozoが求める人物像は職種によって異なるものの、共通して下記のような人物が求められている傾向がある。

  • 新しいチャレンジや課題に対し、前向きに取り組み行動できる人
  • 仕事に責任を持ち、最後までやり遂げることができる人
  • 目標に向かって主体的に考え行動できる人

どれも会社員として大切な姿勢ばかりだが、zozoを成長させるべく、チャレンジ精神に富んだ、アグレッシブな人材が求められていると言えそうだ。

スキル

スキルに関しては、データ分析やエンジニアなどの技術職はプログラミング能力が必要な一方で、営業職や推進スタッフなどは特別なスキルがなくとも応募が可能だ。

もちろん、数年の実務経験があった方が優位ではあるが、ポテンシャル採用される場合もあるようだ。

第二新卒でzozoを受ける際の選考内容と対策

選考フロー

zozoでは、応募フォームによる書類選考を通過すると、平均2~3回程度の面接を行う。応募から内定までは2週間~1か月ほどで完了することが多い。

面接の雰囲気とスタイル

面接は和やかな雰囲気で行われることが多く、自分の考え方や意見を表現しやすいと言われている。

ただ、中途採用の面接では、仕事への取り組み方やこれまでの成果などを具体的に問われる。

応募者の回答に対して質問を繰り返し、深掘りしていくため、なぜそう思ったのか、考えに至った経緯や理由を明確にしておくことが大切だ。

面接で重視されるのは考え方や人となり

zozoの面接ではスキルよりも、考え方や人となりが重視される傾向が強い

  • 企業理念に共感できるか
  • zozoを発展させるために何ができるのか
  • 柔軟性を持ってチャレンジしていけるか

など、明確なビジョンや考え方を持っているかどうか、職務経歴だけでは分からない人間性を見られるようだ。

第二新卒がzozoに採用されるためのコツ

第二新卒がzozoへ採用されるためには、応募資格を満たすとともに、求める人物像に合致することが大切だ。

zozoは職種によって求める人物像を具体的に設定しているため、希望職種がある場合は必ずチェックし対策する必要がある。

また、なぜその職種に就きたいのかを具体的に説明できるようにしておこう。入社後どのような業務を行えるのか、どのように活躍できるのかを想像し、明確なビジョンとして描くことが大切だ。

第二新卒でzozoへ入社した際の年収や福利厚生・社内制度

ここでは、第二新卒でzozoへ入社した際の年収や福利厚生、社内制度を見ていこう。

zozoの年収

zozoの年収は、新卒も第二新卒も変わらない。職種によって給与は異なるが、2019年3月時点の平均年収は516.1万円であった。

zozoは基本給とボーナスが「一律同額」と言われているが、職種によっては多少の違いがある。賞与は役職に関係なく一律支給であるが、一般社員と管理職は基本給所が異なるため、年収にも差が出てくるのだ。

例えば、データサイエンティストの年収を見てみると、一般社員は月収25万円・賞与80万円で年収430万円なのに対し、管理職は月収45万円・賞与80万円で年収620万円だ。

第二新卒としてzozoへ入社した場合、20代のうちで100万円近くのボーナスも見込める点は魅力的だ。

zozoの福利厚生

zozoでは幕張手当や残業手当、家族手当、自学手当といった独自の手当が複数ある。

張手当は幕張居住者に与えられる手当で、月5万円が支給される。

家族手当は扶養家族一人につき月5,000円が支給される。

自学手当は、勤続年数に応じて支給される手当で月2,500円~25,000円が支給される。

もちろん、産休・育児休暇も取得できる。産前6週間前から子どもが1歳を迎えるまで取得が可能で、復帰した後に時短勤務もできる。

社内制度

zozoの社内制度として有名なのが「ろくじろう」。ろくじろうとは、6時間労働制の略で、チーム全員が6時間で仕事を終えられた場合、15時に退社できるという制度だ。

短い時間に仕事をこなすことで生産性がアップするとともに、チームとしての団結力や意識を高めることを目的としている。

他にも、研修制度や従業員割引制度、従業員貸付金制度といった社内制度がある。

zozoへ第二新卒で転職する2つの方法

zozoへ第二新卒として転職するには、以下の2つの方法がある。

zozo公式サイトから応募する

zozo公式サイトには、採用情報というページがある。「正社員採用」をクリックすると、現在募集している職種が閲覧できる。各職種ページの下部に応募フォームがあるので、そこから応募しよう。

応募には個人情報・志望動機(400~1200文字)・証明写真と職務経歴の添付が必要だ。また、応募をもってマイページ登録がされるため、zozoの規約に同意する必要もある。

転職エージェントから応募する

公式サイト以外にも、転職エージェントから応募するという方法もある。転職エージェントとは、中途採用したい企業と転職希望者の間に立ち、企業と繋げる代理人のような存在だ。

転職エージェントを活用すると、一般公開されていないzozoの求人情報が入手できたり、zozoに特化した対策を行ってもらえたり、転職希望者にとってのメリットがたくさんある。

また、能力や希望する条件に合った別の企業も紹介してもらえるため、zozoと並行して転職活動をしたい人にもおすすめだ。

zozoは時期によって募集している職種や役職が異なるため、どの職種が自分に合っているのか迷うことも多い。

転職エージェントは、転職活動に関する相談にも応じてくれるため、適性に合っていない企業に入社してしまうといった、失敗するリスクも少なくなると言える。

第二新卒がzozoへ応募する際の注意点

第二新卒がzozoへ応募する際には、知っておきたい注意点がいくつかある。

応募は1人1職種

zozoは定期的に複数の職種について求人を出しているが、応募は1人1職種と決まっている。複数職種への併願はできないため、自分の適性ややりたいことに合った職種を1つに絞る必要がある。

競争が激しい

大手人材紹介会社が行ったアンケートによると、zozoは転職人気企業ランキングのTOP10以内にランクインしている。転職先として人気のある企業ということもあり、転職への難易度は高いと予想される。

採用情報を見ても、採用予定人数はどれも数名だ。より優秀でスキルの高い人材を積極的に採用している可能性が高い。

zozoで退職を検討している人の意見

どんなに魅力的なzozoであっても、入社後に理想とのギャップで退職を検討することもあるようだ。

具体的には

  • 成長を実感できる仕事に関われない
  • 居心地は良いが切磋琢磨できる環境ではなかった

といった意見がある。

zozoに限らず、転職では入社後に理想とのギャップに悩む人は少なくない。情報収集や企業研究を綿密に行わないと、「思っていたのと違う…」ということになる可能性は高い。

入社後のギャップを防ぐためにも、転職エージェントはおすすめだ。転職エージェントでは、企業の部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえることもある。転職活動で失敗したくないという人は、転職エージェントを活用してみよう。

zozoは第二新卒も挑戦しやすい企業

第二新卒がzozoへ転職する方法を詳しく紹介してきたが、zozoは第二新卒も挑戦しやすい企業と言える。

特に現在の仕事に物足りなさを感じている人や、もっとスキルアップしたいと考える人は、zozoの求める人物像と合致するため、ぜひ応募してみてほしい。

ただ、zozoでは実務経験や学歴に関係なく応募できる一方で、実際の選考ではより優秀な人材を厳選している傾向が強い。

zozoへの転職活動で失敗しないためにも、転職エージェントを活用して効率的に情報収集を行うことをおすすめする。

筆者のお勧め転職サービス

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