業界研究:スタートアップ

【メガベンチャー転職】2020年最新のおすすめ一覧・ランキング12社を紹介!

「大手企業に負けない待遇・福利厚生」「会社が潰れない安定さ」「チャレンジできる環境」など様々な魅力を兼ね備えており、近年転職先として注目されるのが「メガベンチャー企業」だ。

この記事では、メガベンチャーへの転職を考えている人向けに、今注目の企業を売上、時価総額、年収などの観点でランキング化してわかりやすく紹介していく。

既にベンチャー企業への転職を考えているなら、まず有名ベンチャー企業の求人を多く持っているビズリーチに登録しよう。

メガベンチャーに興味があるものの、これまでのキャリアに自信がなく、書類選考や面接選考に通過するために手厚くサポートして欲しい人はリクルートエージェントがおすすめだ。

メガベンチャーとは?

メガベンチャーを一言で表すなら、「大企業へ成長したベンチャー企業」だ。

多くのメガベンチャーは、「安定感」と「ベンチャーのスピード感」の両方を兼ね備えており、将来の成長に期待できるところも多く、近年非常に人気の就職先・転職先となっているのだ。

この記事では、以下の定義に当てはまる企業を「メガベンチャー」として扱うことにする。

  • 上場している
  • 売上が250億円以上
  • 従業員が数百人以上

記事の前半では、有名なメガベンチャー企業を創業年が古い順に紹介していく。

記事の後半では、①売上②営業利益③営業利益率④前年比での成長率⑤時価総額⑥年収の6つカテゴリーでそれぞれランキング化して紹介する。

ランキングのみ確認したい方は、こちらをクリックすれば該当箇所までスクロールする。

有名なメガベンチャー企業一覧(創業順)

※創業年が古い順。
※企業名をクリックで企業紹介欄までスクロール。

企業名創業売上(2019年)
リクルート1963年2兆3,107億56百万円
GMOインターネット1991年1,961億71百万円
Zホールディングス(旧ヤフー)1996年1兆529億43百万円
楽天1997年1兆2,639億32百万円
サイバーエージェント1998年4,536億11百万円
DeNA1999年1,241億16百万円
ミクシィ1999年1,440億32百万円
LINE2000年2,274億85百万円
エムスリー2000年1,130億59百万円
グリー2004年709億36百万円
アカツキ2010年281億30百万円
メルカリ2013年516億83百万円

リクルート

こんな会社

リクルートは国内最大のメガベンチャー企業だ。

リクルートホールディングス(持ち株会社)の下に「(株)リクルート」「RGF Staffing B.V.」「RGF OHR USA, Inc.」の3つの傘下企業を置き、それぞれメディア事業、人材派遣事業、HRテクノロジー事業を展開している国内最大のメガベンチャー企業だ。

有名な「じゃらん」「SUUMO」「ホットペッパービューティー」などは、株式会社リクルートのさらに子会社が運営しており、リクルートは事業会社の集合体と考えて良いだろう(一つの子会社だけでミドルベンチャーに負けない売上規模を誇る)。

ここ数年で買収したindeedやGlassdoorは「RGF OHR USA, Inc.」が運営している。

1963年設立と歴史がある大企業だが、盛んに新事業コンペを行い、若手に大きな仕事を任せるなど、今でもベンチャーマインドを持っている企業である。

リクルートグループ全体の特徴として、社交的でアクティブな社員が多い。
一方で、最近力を入れているネットビジネス職種の部署では、中途組が多いことや職種特有の傾向から、物静かな方やロジカルな方も多い印象だ。

基本情報

売上高2兆3,107億56百万円
(2019年3月期)
営業利益2,230億90百万円
(2019年3月期)
時価総額5兆6,933億37百万円
(2020年5月時点)
平均年収962万円
(2019年時点)
従業員数45,856名
(2019年時点)

GMOインターネット

こんな会社

GMOインターネット株式会社は、インターネットインフラ事業の他、ネット広告代理業やネット金融業、仮想通貨業など幅広い事業を手掛けているメガベンチャー企業だ。

2019年3月31日、同グループのインターネットインフラサービスの利用数は1000万件を突破し、今後も広がっていくと思われる。

これは個人的な見方だが、他のメガベンチャー企業がコンシューマー向けに派手なビジネスを展開している一方で、GMOは一見地味だが堅実な経営をしている印象だ。

派手さではなく、企業としての安定さを求める人にGMOはおすすめだ。

基本情報

売上高1,961億71百万円
(2019年12月期)
営業利益252億79百万円
(2019年9月期)
時価総額2,643億09百万円
(2020年5月時点)
平均年収597万円
(2019年時点)
従業員数6,058人
(2019年時点)

Zホールディングス(旧ヤフー)

こんな会社

Z HOLDINGSと聞くと「どこ…?」と思われるかもしれないが、元ヤフーと聞けば理解できるだろう。

ポータルサイト「Yahoo!JAPAN」の運営の他、電子決済サービス「paypay」の運営や、インターネット広告代理業などを行っている。

特に「paypay」は二度の「百億円キャッシュバックキャンペーン」により急速に知名度を上げ、利用者が2500万人を突破した。更なる普及も期待されている。

2019年には、LINEとの経営統合やZOZOの連結子会社化を行い、様々な分野でのシェア拡大を図っている。

これまでは検索サービスYahooやその関連事業のイメージが強かったが、LINEやzozoの買収もあり、LINE利用者8,000万人、ヤフーのサービス利用者5000万人を足せば1億人を超える金融・ECを含めた国内No1のメガプラットフォーマーとなる。

今後の楽天との対決やさらにグローバル企業との競争も楽しみな企業だ。

基本情報

売上高1兆529億43百万円
(2019年3月期)
営業利益1,405億28百万円
(2019年9月期)
時価総額2兆1,026億13百万円
(2020年5月時点)
平均年収765万円
(2019年時点)
従業員数12,874人
(2019年時点)

楽天

こんな会社

楽天は、楽天市場、楽天トラベル、楽天カードなど様々な事業を多角的に展開している国内最大級のインターネット企業だ。

買い物、通信費、決済、銀行、旅行予約…などあらゆる生活に楽天のサービスを浸透させる”楽天経済圏”の構想は、チャレンジングで面白いだろう。

海外進出や外国人社員の登用に積極的であり、社内公用語を英語とするなどグローバル人材の育成に非常に力を入れている。

2015年には、全社目標としていたTOEIC平均スコア800点を達成した。

現在、自社のインフラによる携帯電話事業の準備を進めており、社長の三木谷氏が主導して「他社には真似できない料金プラン」での参入を目指している。

携帯電話事業が成功すれば、docomo、KDDI、ソフトバンクに次ぐ第四の事業者となるので更なる成長は間違いないだろう。

これだけ企業規模が大きくなっても更なる挑戦を仕掛けており、ベンチャースピリットを持った人材が多数集まっているので、非常にチャレンジングな環境だろう。

基本情報

売上高1兆2639億32百万円
(2019年12月期)
営業利益727億45百万円
(2019年12月期)
時価総額1兆4245億32百万円
(2020年5月時点)
平均年収755万円
(2019年時点)
従業員数18,364人
(2019年時点)

サイバーエージェント

こんな会社

ネット広告の他、「ABEMA(旧AbemaTV)」や「ameba」などメディア事業、Cygamesなどの子会社が行っているゲーム開発を主な事業としている企業だ。

特に、ネット広告分野では、国内インターネット広告代理店でナンバーワンの売上を誇っている

中長期的な柱をABEMAを据えており、ネット広告での売り上げを、メディア事業に投資してコンテンツの充実を図っている。

入社数年目までの社員を子会社の社長にするなど、若手に積極的に挑戦機会を与える姿勢にも注目だ。

正直、他のメガベンチャー企業よりも新卒カルチャーで愛社心も強く、中途採用の難易度は高いが、興味がある人はチャレンジしてみて欲しい。

基本情報

売上高4,536億11百万円
(2019年9月期)
営業利益308億25百万円
(2019年9月期)
時価総額5,689億19百万円
(2020年5月時点)
平均年収711万円
(2019年時点)
従業員数5,282人
(2019年時点)

DeNA

こんな会社

「Mobage」や「Yahoo!モバゲー」などモバイルゲーム開発・配信を主業としながらも、SNS運営や電子商取引サービスなども行っている企業だ。

「インターネットやAIを活用し、”永久ベンチャー”として世の中にデライトを届ける」という経営指針を持っており、積極的な事業参入や他のベンチャー企業への投資にそれが表れている。

最近では、タクシー配車アプリ「MOV(旧タクベル)」を全国規模でサービス開始させ、日本交通と協力して普及に努めている。

創業者の南場智子氏はマッキンゼー出身で、同社には外資系コンサル出身者も多く、全体的にはロジカルな人が多い印象だ。

近年業績が芳しくなく、昨年は1241億の売上だったが、全盛期の2000億超えと比較すると苦戦していることがわかるだろう。

しかし、DeNA出身者には優秀な人が多いことには変わりなく、力をつけたい人にはおすすめな企業だ。

基本情報

売上高1,241億16百万円
(2019年3月期)
営業利益135億12百万円
(2019年3月期)
時価総額2,011億81百万円
(2020年5月時点)
平均年収767万円
(2019年時点)
従業員数2,437人
(2019年時点)

ミクシィ

こんな会社

株式会社ミクシィは、SNSである「mixi」やスマホゲーム「モンスト」の運営で知られるメガベンチャーだ。

元々はSNSアプリmixiが大ヒットし中心事業だったが、海外SNSが国内に入ってきてからユーザー数が激減した。

しかし、2013年にリリースした「モンスターストライク」が大ヒットし、現在ではスマホゲームを始めとするエンターテインメント事業を収益の柱としている。

最近は業績が不振だが、「モンスターストライク」のユーザーの活性化や、スポーツ事業への投資によって再起を狙っている。

基本情報

売上高1,440億32百万円
(2019年3月期)
営業利益410億33百万円
(2019年3月期)
時価総額1,516億89百万円
(2020年5月時点)
平均年収671万円
(2019年時点)
従業員数925人
(2019年時点)

LINE

こんな会社

SNSサービス「LINE」の他、キュレーションサイト(まとめサイト)である「NAVERまとめ」や「ライブドア」などのニュース、ポータルサイトの運営を行っている企業だ。

韓国最大のインターネットサービス会社、ネイバーの100%子会社であり、NAVERグループ全体の総資産の40.1%、売上高の37.4%を占めている。

特に「LINE」は、国内で最も利用者が多いSNSとなっており、若干若者離れの傾向があるものの、今も普及が進んでいる。

積極的な海外進出も特徴で、特に台湾やインドネシアなどアジアで多くのユーザーを獲得している。

2019年11月にヤフーとの経営統合が発表され、今後は国内最大級のインターネット企業の楽天や、アマゾンなど海外企業との競争が激化していくだろう。

基本情報

売上高2,274億85百万円
(2019年12月期)
営業利益-389億97百万円
(2019年12月期)
時価総額1兆2,792億27百万円
(2020年5月時点)
平均年収771万円
(2019年時点)
従業員数2,576人
(2019年時点)

エムスリー

こんな会社

エムスリー株式会社は、医療従事者向けポータルサイト「m3.com」を運営する企業だ。

「m3.com」では、国内30万人いる医師の約80%にあたる25万人以上の会員を抱えており、40兆円もの市場規模を持つ日本の医療業界に強い影響力を持っている。

2017年には米Forbes誌による、世界で最も革新的な成長企業ランキングにおいて世界5位(日本企業では1位)に選出された。

2019年2月には、LINEと協業して、LINE上で24時間、医師に健康相談ができるサービス「LINEヘルスケア」を立ち上げるなど、一般の人への浸透も図っていくようだ。

医療業界は今後も伸びることが予想されているので、伸びる市場で勝負したい気持ちが強い方はぜひチャレンジしてみて欲しい。

基本情報

売上高1,130億59百万円
(2019年3月期)
営業利益308億円
(2019年3月期)
時価総額2兆5,075億95百万円
(2020年5月時点)
平均年収791万円
(2019年時点)
従業員数6,024人
(2019年時点)

グリー

こんな会社

グリーは、運営しているSNS「GREE」を事業の中核としつつ、モバイルゲーム開発やネット広告代理業を行う企業だ。

「GREE」は、元々創業者の田中良和氏が趣味で製作したコミュニケーションサービスであったが、現在では世界で1.5億人以上のユーザーを抱えるサービスに成長した。

「ゲーム開発」と「広告・メディア」に力を入れていたが、2018年には「ライブエンターテイメント市場」を第三の柱に据え、VTuber(YouTubeなどで動画の配信を行う架空のキャラクターのこと)のプロデュースや関連するテクノロジーに100億円規模の投資を行うと発表した。

基本情報

売上高709億36百万円 
(2019年6月期)
営業利益54億76百万円
(2019年6月期)
時価総額1,063億47百万円
(2020年5月時点)
平均年収760万円
(2019年時点)
従業員数1,712人
(2019年時点)

アカツキ

こんな会社

アカツキは「欅坂46・日向坂46 UNI’S ON AIR」「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」「八月のシンデレラナイン」などのモバイルゲームを中心に事業展開している企業だ。

特に「八月のシンデレラナイン」はアニメ化などの様々なメディア展開が行われている。

他にも、アウトドア・レジャーサービスなどを展開しており、最近では横浜駅前でビルをまるごと使い、アミューズメント施設「アソビル」を建設した。体験型エンタメコーナーやキッズテーマパークが評判を集めている。

売上281億に対し営業利益136億と非常に収益性が高い事業運営をしており、営業利益だけで言えばDeNAを追い抜いている(創業者の塩田氏はDeNA出身)。

基本情報

売上高281億30百万円
(2019年7月期)
営業利益136億35百万円
(2019年9月期)
時価総額566億百万円
(2020年5月時点)
平均年収631万円
(2019年時点)
従業員数262人
(2019年時点)

メルカリ

こんな会社

国内で2200万人以上のユーザーを抱えるフリーマーケットアプリ「メルカリ」を運営する企業だ。

メルカリの累計取引数は5億件を超え、2019年は前年と比較して144%売上を伸ばすなど急成長を続けている。

2018年に東証マザーズに上場し、全社員に※ストックオプションを付与したことでも有名だ。

※通常よりも安く自社株を買える権利。安く買って、株価が上がって売ったらその差額が利益となり、従業員ながら億万長者になったメンバーもいるそうだ。

また、最近では決済サービス「メルペイ」をリリース。同じく決済サービスを運営する「Origami」を買収するなど、サービスの向上や普及に努めている。

基本情報

売上高516億83百万円
(2019年6月期)
営業利益-121億49百万円
(2019年6月期)
時価総額4,520億26百万円
(2020年5月時点)
平均年収516万円
(2019年時点)
従業員数1,826人
(2019年時点)

メガベンチャーの売上ランキング

まずは売上ランキングだ。

売上は企業の事業規模を測るのに最も適した指標で、売上が大きい=世の中へのインパクトが大きいと考えても遜色ないだろう。

【1位】リクルート:2兆3,107億円
【2位】楽天:1兆2,639億円
【3位】Zホールディングス(旧ヤフー):1兆529億円
【4位】サイバーエージェント:4,536億円
【5位】LINE:2,274億円
(2019年のデータ)

2兆円以上の売り上げをあげているリクルートがダントツの1位。

また、2位の楽天、3位のZホールディングスは、新型コロナの影響でそれぞれEC事業(楽天市場、Yahooモール)が好調なので、2020年以降のさらなる成長が期待できるだろう。

メガベンチャーの営業利益ランキング

売上だけで経営の良し悪しは測れない。

例えば、1兆円の売上をあげていても、1兆円の広告費を投下していれば、手元に残るお金(利益)は0円。これだとお世辞にも良い投資とは言えない。

そのため、投資額(コスト)に対していくら儲かったのか(売上)を表す「営業利益」も非常に大切な指標であり、日本企業では営業利益が企業価値に大き影響を与えている。

【1位】リクルート:2,230億円
【2位】Zホールディングス(ヤフー):1,522億円
【3位】楽天:727億円
【4位】ミクシィ:410億円
【5位】サイバーエージェント:308億円
(2019年データ)

営業利益ランキングでもリクルートが1位。売上2位の楽天と、3位のZホールディングスが入れ替わる結果となった。

2019年の営業利益では3位の楽天だが、2020年前期は携帯電話事業の先行投資により赤字になると予想が出ている。

メガベンチャーの営業利益率ランキング

営業利益率は本業での儲けの割合を表す指標だ。営業利益率が高いと、一般的に企業の経営は安定すると言われている。

営業利益率が高い企業は少ない投資額(コスト)で売上をあげているので、効率の良い経営をしていると考えられる。

【1位】アカツキ:48.5%
【2位】ミクシイ:28.5%
【3位】エムスリー:27.2%
【4位】Zホールディングス:14.5%
【5位】GMOインターネット:12.9%
(2019年のデータ)

営業利益立ランキングはアカツキが圧倒的1位という結果となった。

また、2位のミクシイもアカツキと同様ゲーム事業が売上の多くを占めており、事業の高収益性が見受けられる。

メガベンチャーの成長率(前年度比)ランキング

メガベンチャー企業は毎年成長し続けることが重要であり、そのため昨年の売上よりも今年の売上、今年の売上よりも来年の売上が上回ることが重要だ。

以下は2018年→2019年の売上成長率ランキングだ。

【1位】メルカリ:144.5%
【2位】アカツキ:128.3%
【3位】エムスリー:119.7%
【4位】楽天:114.7%
【5位】LINE:109.7%
(2018年→2019年の売上成長率)

前年比(2018→2019)で最も高い売上成長率を見せたのはメルカリだ。米国での事業やメルペイが成功を収めた結果と言えるだろう。

最近はシェアサイクリングサービス「メルチャリ」の停止や、英国のメルカリ事業から撤退するなど「事業の選択と集中」を進めており、長期的な成長を目指している。

グリー、DeNA、ミクシイは成長率100%を切り、前年よりも減収となっている。

3社に共通しているのはゲーム事業以外に収益の柱になる事業を持っていないことにあり、そのため新規事業の成功が急がれる。

メガベンチャーの時価総額ランキング

時価総額とは、企業の株価に発行済株式数を掛けたものであり、世間から見た「企業価値」を評価する指標である。

時価総額が大きい=事業の業績が良く、将来の成長への期待も大きいことを意味している。

【1位】リクルート:5兆6,933億円
【2位】エムスリー:2兆5,075億円
【3位】Zホールディングス:2兆1,026億円
【4位】楽天:1兆4,245億円
【5位】LINE:1兆2,792億円
(2020年5月時点)

企業の価値基準の一つである時価総額が最も高かったのはリクルートだ。2兆超えの売上規模を見ると、その評価にも合点がいくだろう。

驚くべきはランキング2位のエムスリーだ。2019年の売上は1130億だが、時価総額は2兆円を超えている。

高い営業利益率(27.2%)もさることながら、ビジネス領域が医療×ITという超成長市場(かつ高齢化社会で今後もニーズが拡大していく)のため、更なる成長が期待されている表れだろう。

メガベンチャーの年収ランキング

最後に年収ランキングを紹介する。

やはり働く上で年収水準も気になるだろう。

ミドルベンチャーに比べメガベンチャーは年収水準も高く、多くの企業で年収700万円を超えている

【1位】リクルート:962万円
【2位】エムスリー:791万円
【3位】LINE:771万円
【4位】DeNA:767万円
【5位】Zホールディングス:765万円
(2019年のデータ)

平均年収が最も高いメガベンチャーはリクルートで962万円となった。

高い年収は安定した業績に裏打ちされたものだろう。

750万円以上の2〜5位(エムスリー、LINE、DeNA、Zホールディングス)も、メガベンチャーの中ではかなり高い水準にある。

メガベンチャーへはどんな企業から転職が多い?

外資系企業からの転職

まず多いのは外資系コンサルファーム・外資系投資銀行からの転職だ。

外資系コンサルの場合マネージャーになる手前、外資系投資銀行でいうとVPになる手前の人たちを採用でつかまえるのだ。

外資系ファーム・外銀からの転職の場合おそらく給与水準は下がるが、事業会社で事業を伸ばすという醍醐味を味わうことが出来、またキャリアの幅も広がるので、あまり気にせず転職を決める人も多い

コンサル出身者の方に会ったとき、転職後の感想を「事業会社の人はロジカルさ以外にも優秀な面があり、単なる地頭だけの勝負ではないことをすぐに理解できた」とコメントしていたことから、外資系企業の精鋭に負けないくらい優秀な人材が集まっているので、転職後に周りのレベルで後悔することは少ないだろう

なお、サイバーエージェントは外資系企業からの転職は割合的にかなり少ない。(いないわけではないが、新卒組を抜擢するカルチャーが強いようだ)

コンサルのレベル感は、マッキンゼー、BCG、ベインクラスから、カーニー、ローランドベルガー、PwC、デロイト等のBig4、そしてアクセンチュアまで全部入る。

メガベンチャーへの転職は、コンサルがトップファームであるほど、転職への引きは強いようだ。

日系大手企業からの転職

日系大手企業からの転職も年々増えており、特に大手通信企業や総合商社、メーカーに入社した人がメガベンチャーに転職する人もよく見かける。

NTT、KDDI、日立、旭化成、トヨタ、日産、三菱商事、三菱化学etc…というような名だたる大企業のブランドを捨ててまで転職することからも、メガベンチャーには相当な魅力があるのだろう。

その多くは20代のうちに転職しているが、転職理由としては「裁量のある仕事を経験したい」「20代のうちにもっと成長して周りと差をつけたい」という話をよく聞く。

30代以降になると管理職でマネジメント経験豊富など相当なスキルを持っている場合を除き、大手企業からメガベンチャーへの転職は厳しくなるので、ポテンシャル採用枠である20代前半〜中盤までには転職しておくのが良いだろう。

ミドル以下のベンチャー企業からの転職

ミドルベンチャー(またはそれ以下の規模のベンチャー)からの転職も多い。

特に2010年代に入ってからは東大、早慶の学生がファーストキャリアでミドルベンチャーに入り、数年間経験を積んだ後メガベンチャーに転職する事例が増えてきた。

(※ミドルベンチャーの目安は売上200億以下、従業員300人以下)

ミドルベンチャーからの転職理由は、「新卒で入社した企業にフィットしなかった」「年収があまりに低すぎた」というややネガティブな理由が多い。

一方、ポジティブな転職理由もあり、ミドルベンチャーで事業作りの面白さに目覚め、より大きなお金を使って事業をドライブできるメガベンチャーに転職し、活躍の幅やスキル幅を広げたいと思う若手もいる。

メガベンチャー間の転職

DeNAからリクルート、リクルートからサイバーエージェント、サイバーエージェントからDeNA…といったような、メガベンチャー間の転職も非常に多い

転職理由は様々だが、正直「機会があったからたまたま転職した」という形が多い。

メガベンチャーで2~3社ほど経験を積み、スタートアップやアーリーベンチャーに役員クラスで入るのもよくあるキャリア選択だろう

上記のようなメガベンチャーの求人であれば、ビズリーチで多く取り扱われているので転職を考えているのであれば登録しておこう。

メガベンチャーへの転職のメリット

メガベンチャーへの転職には以下のようなメリットがある。

  • 高いモチベーションで働ける
  • 事業に将来性があることが多い
  • 設備や制度、福利厚生などが整っている

高いモチベーションで働ける

多くのメガベンチャーは実力主義で、大きな裁量を任せられるところが多く、成長意欲が高い人はやりがいを感じやすいだろう。

新たな事業領域への参入も積極的で、実力があれば日系大手以上に活躍できる場合も多い。

またある程度の資本(お金)があるため、ミドル以下のベンチャーのように倒産リスクが少ないのも魅力的だろう。

事業に将来性があることが多い

メガベンチャーが手掛ける多くの事業は新しいサービスなど最先端で将来性があることが多いのも魅力的だ。

例えばサイバーエージェントのABEMA(旧AbemaTV)は、TVとネットの融合を果たし、今後のメディア業界を大きく変えるポテンシャルを持っている事業だ(現在はまだ投資フェーズで赤字だが、マネタイズは徐々に進んでいる)。

ただ、後続のベンチャーなどに押されてきているメガベンチャーがあるのも事実で、企業研究はもちろん、業界での企業の立ち位置までしっかりと調べて検討してほしい。

設備や制度、福利厚生などが整っている

メガベンチャーは設備や制度が大企業並みに充実しており、福利厚生も整っている企業が多い。

例えば楽天の本社(クリムゾンハウス)には社員用のカフェテリアがあり、福利厚生の一環として朝食・昼食・夕食の3食無料で食べられる。

また、母体は大きくともベンチャーなため、ツールの導入なども積極的だ。例えばメールではなくSlackによるチャット文化が根付いているなど、生産性を上げるための工夫にも余念がない

また、家賃補助や子育て期間中の時短勤務などの仕組みが整っていることも多いため、ミドルベンチャーよりも柔軟な働き方ができるだろう。

メガベンチャーへの転職におすすめなサービス

メガベンチャーに転職したいなら転職サイトやエージェントに登録しフル活用しよう。

企業HPや転職サイトには載っていない非公開求人を見れるうえ、面接対策など幅広いサポートをしてくれる。

キャリアに自信がある人や、リファラル採用で受ける人以外は転職エージェント経由で受ける方が内定率が高いので使わない理由はないだろう。

当サイトでは、「ビズリーチ」「リクルートエージェント」「JACリクルートメント」の3サイトをおすすめしている。

ビズリーチ

メガベンチャーの転職を考えるならベンチャー転職に強いビズリーチは登録しておきたい。

ビズリーチは転職エージェントではなく「転職サイト」だが、他の転職サイトと異なりスカウト機能が充実しており、ビズリーチに掲載しているメガベンチャー企業からスカウトメールをもらえる。

自分で応募するよりもスカウト経由の方が内定率が高いので、企業がスカウトメール送りたくなるよう登録情報を充実させよう。

またビズリーチでは求人企業だけでなく、”ヘッドハンター”と呼ばれる人からスカウトを受けられる。

ヘッドハンターの多くは転職エージェントのキャリアアドバイザーで、中にはメガベンチャー企業と強いパイプを持つ人もおり、特別選考ルート(非公開)を紹介してもらえるかもしれない。

こちらからヘッドハンターを検索して連絡を送ることも可能なので、積極的に連絡を取ってみるのも良いだろう。

公式サイトはこちら

リクルートエージェント

リクルートエージェントは国内最大手クラスの総合転職エージェントだ。

多くの会社の求人を持ち、ベンチャー企業全般の求人も多くもっている。

第二新卒でまだキャリアやスキルに自信がないが、メガベンチャーに転職したいと考えている人におすすめだ。

リクルートエージェントでは書類選考や面接対策も行ってくれるので、丁寧に寄り添って手厚くサポートして欲しい人におすすめだ。

企業とのコネクションが強いため、非公開求人や年収交渉にも期待できる。

公式サイトはこちら

JACリクルートメント

JACリクルートメントはハイキャリア向けの転職エージェントだ。

担当コンサルタントは少数精鋭で、質の高いサポートが期待できるだろう。

また他のエージェントと違って、企業ごとに担当のキャリアアドバイザーがつくのが特徴だ。

もしメガベンチャーの担当者と繋がることができれば、内情についても詳しく伺ったり、内定を得やすい人の特徴を教えてもらえるかもしれない。

公式サイトはこちら

まとめ

今回はメガベンチャー企業への転職を希望している方向けに、今オススメの企業を紹介したが、いかがだろうか?

「大手企業に負けない待遇・福利厚生」「会社が潰れない安定さ」「チャレンジできる環境」など様々な魅力があるメガベンチャー。

この記事を見て、メガベンチャー企業へのチャレンジしたいと思った方はまず有名ベンチャー企業の求人を多く取り扱っているビズリーチに登録しよう。

ベンチャー企業の求人を多く取り扱っているリクルートエージェントも並行して活用すると良い。

ぜひ転職サービスをフル活用してサポートを受けながら、人気のメガベンチャーに転職を決めよう。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 アクシスコンサルティング コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。