キャリア相談室

退職月の給与にがっかりしないためにも、退職日は慎重に決めるべき

こんな人におすすめ
  • 退職月の給与について知りたい人
  • 社会保険料の支払いについて知りたい人
  • 退職予定の人
  • 退職月の給与は少ないって聞いたけれど本当?
  • 退職月の社会保険料の支払いはどうなる?
  • 退職日はどうやって決めればよいのか?

退職を考えている人の中には、上記のような疑問を持つ者も多い。

たしかに、退職月の給与は、通常の給与とは少し仕組みが異なる。社会保険料の支払いや、退職月の給与額は、退職日によって大きく変わるのである。

ゆえに、退職日は慎重に決めなければならない。しかし、退職月の給与に関して、上司や人事部から詳しい説明がなされないケースもあるだろう。

そこで今回は、「基本的な給与の仕組み」はもちろん、「退職月の給与の仕組み」について詳しく解説していく。当記事を読むことで、「どのように退職日を決めればよいか」という悩みが解消されるはずだ。退職予定の人、退職月の給与について知りたい人は、ぜひ参考にしてほしい。

また、詳しくは後述するが、退職のタイミングに迷ったら、転職エージェントに相談してみるとよい。

まずは国内最大級の転職サイトであるビズリーチにも登録しておこう。ビズリーチの特徴は、企業の人事やヘッドハンターが、登録者の経歴を見た上で、直接スカウトを送ってくれること。そのため、「本当に自分を求めてくれている企業」に出会える可能性が高い。

並行して、転職エージェントにもいくつか登録することを勧める。

おすすめは、日本最大級の転職エージェントであるリクルートエージェントだ。最大手の転職エージェントゆえに、求人数の多さは圧倒的である。エージェントの質も非常に高く、些細な悩みに対しても、親身になって相談に乗ってくれるだろう。

また、ハイキャリア向けのJACリクルートメントもおすすめである。キャリアアップ目的で転職する人、ハイキャリア志向の人は、ぜひ登録されたい。

さらに、コンサル向けのアクシスコンサルティングもおすすめだ。サポート体制も十分に整っており、退職のタイミングに関しても、いろいろと教えてくれるはずだ。

加えて、これから転職・退職を視野に入れている人は、ぜひ、上記への登録を検討してみてほしい。

この記事でわかること
  • 給与や社会保険料の仕組み
  • 退職月の給与は、退職日によって大きく変わる
  • 退職のタイミングに迷ったら、転職エージェントに相談すべき

退職月の給与が思ったより少ないのはなぜか

上述の通り、退職月の給与は、退職日によって大きく変わる。ゆえに、銀行口座に振り込まれた退職月の給与額を見て、驚く人は多い。

「退職月の給与の仕組み」について解説する前に、まずは、「基本的な給与の仕組み」を紹介する。

基本的に給与の仕組みは会社によって異なる

当然だが、具体的な給与の仕組みは、会社によって異なる。当月払いなのか翌月払いなのか、残業代はどのタイミングで支払われるのか、それは自分の会社の給与規定を見てみないと分からない。

以下では、分かりやすく、「当月払い」という仕組みを前提に、話を進めていく。例えば、9月25日に振り込まれる9月分の給与は、9月1日から9月30日までの労働分というわけだ。(9月26日から9月30日までの労働分は前払い)

社会保険料について

さらに、給与の仕組みを理解するためには、社会保険料についても把握しなければならない。社会保険料とは、厚生年金や健康保険料などのことだ。皆さんご存知の通り、毎月の給与額から引かれている。

ただし、覚えておきたいのは、毎月の給与額から引かれているのは、前月分の社会保険料だということ。つまり、実際に振り込まれる金額は、「今月の給与-前月の社会保険料」というわけだ。

退職月の給与の仕組み

続いて、「退職月の給与の仕組み」について解説していく。

退職日が月末日の場合

ポイントは、社会保険の資格喪失日だ。給与から社会保険料が天引きされるのは、社会保険の資格喪失日が属している月の前月までである。そして、社会保険の資格喪失日とは、基本的に、退職日の翌日を指す。

退職日が月末日の場合、例えば9月30日だった場合、社会保険の資格喪失日は10月1日になる。この場合、社会保険の資格喪失日が属している月は10月であるから、9月分の社会保険料も給与から天引きされなければならない。

しかし、上述の通り、毎月の給与額から引かれるのは、前月の社会保険料だ。9月の給与から引かれるのは8月分の社会保険料である。

本来であれば、9月分の社会保険料は、10月の給与から引かれることになる。しかしながら、9月いっぱいで退職する場合、当然10月の給与は発生しない。

そこで、9月分の社会保険料は、9月の給与から天引きされることになる。つまり、9月の給与からは、8月分の社会保険料と9月分の社会保険料が引かれてしまうのだ。よって、退職月(9月)の給与が、普段の給与額より少なくなる。

退職日が月末日よりも前の場合

退職日が月末日よりも前の場合、例えば、9月29日だった場合、社会保険の資格喪失日は9月30日になる。この場合、社会保険の資格喪失日が属している月は9月であるから、前月8月までの社会保険料を支払うだけでよい。

退職月(9月)の給与からは、普段通り、8月分の社会保険料が引かれるだけである。9月分の社会保険料は天引きされないので、退職日が月末日の場合と比べて、退職月の給与は高くなる。ただし、退職後、一定期間内に手続きを行い、次の勤務先もしくは自分で社会保険料を納めることになるので、注意してほしい。

住民税にも注意すべき

また、住民税(「6月から翌年5月」を1年間とする)にも注意しなければならない。基本的には、以下の2つのパターンが存在する。

1つは、1月~5月に退職するパターンだ。この場合、残っている住民税全てが、退職月の給与(最後の給与)から引かれてしまう

もう1つは、6月~12月に退職するパターン。この場合、残りの住民税は、後日送付される納付書をもって、自分で支払うことになる。

退職日は慎重に決めよう

上述したように、退職月を何月にするか、退職日を月末日にするかどうかで、退職月の給与は大きく変わってしまう。複雑で計算しづらいかもしれないが、しっかりと考えた上で、慎重に退職日を決めてほしい。

退職のタイミングに迷ったら

転職エージェントに相談すべき

退職月の給与を計算するのは難しい上、どのタイミングで転職するのがベストなのか、分からない人も多いだろう。その場合は、転職エージェントに相談するのがよい

彼らは、転職のプロであり、退職すべきタイミングについても熟知している。一人ひとりの状況に応じて、ベストな退職日を教えてくれるだろう。

まずは転職サイトや転職エージェントに登録しよう

転職を視野に入れ始めた人や、退職を決意している人は、まずは、転職サイトや転職エージェントに登録してみよう。以下では、おすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介する。

最もおすすめしたいのは、大手転職サイトのビズリーチだ。ビズリーチでは、求人企業側が登録者の経歴を確認した上で、直接スカウトを送ってくれる。

さらに、2,500人以上のヘッドハンターと提携しており、「自分に合った企業」「自分を求めてくれている企業」を見つけやすいと言える。

また、国内最大級の転職エージェントであるリクルートエージェントもおすすめだ。豊富な転職支援実績を誇り、求人数の多さも魅力的である。優秀なエージェントが多く在籍しているので、退職すべきタイミングについても相談してみよう。

さらに、管理職や専門職向けの転職エージェントであるJACリクルートメントもおすすめだ。非公開求人も多いので、ハイキャリア志向の人は、ぜひ登録すべきである。サポートの質も高いので、分からないことがあれば、何でも気軽に質問してみてほしい。

今日は以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 リクルート キャリアカーバー ハイクラス・エグゼクティブ限定の転職サイトである。年収800〜2,000万円の求人が多数あり、レジュメ登録するとスカウトを受けることができる。ビズリーチと合わせて使うことで、それぞれの優良求人や非公開求人を逃さず収集できるのでおすすめだ。

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。