ノウハウ:第二新卒

第二新卒で楽天に転職する可能性を高める応募方法と採用時の選考ポイント

国内ECモールの代表格である楽天市場を運営する楽天は、1997年の創業から堅調に業績を伸ばし続けているという大手企業のひとつだ。

近年のネット通販全体の市場の拡大を受けて売り上げが好調な同社の代表的な事業のひとつであるEコマースのほかにも、証券や保険、銀行、旅行業なども手がけており、仮にひとつの事業が不調でもそれをカバーするだけの総合力があるのは魅力だ。

このコロナ禍でもトラベルやスポーツが不調でも、国内ECやカードが好調で、それをカバーしている。

このように魅力的な企業であるが、第二新卒で転職活動をしている方の中には、現在のような環境下で以下のような悩みを抱えている方もいるだろう。

  • 転職したいが、コロナの影響があるなか活動を進めてよいのか
  • コロナ禍のなか転職してよいのか

心配になる気持ちも理解できるが、何かを理由に動かずにいても状況は一向に変化しない。そこでまずは、安全な行動をとりながら自分で何かしらのアクションを起こす方法をご提案したい。

その方法のひとつが転職サイトへ登録することである。登録後、自分向けに企業からどんな職種やポジションの案内が来ているのかをチェックすれば、自分の市場価値を見極められると同時に、各企業の求人情報を得られるチャンスだ。

特にビズリーチは、国内の多くの優良企業や大手上場企業をはじめ、ハイキャリア向けの求人と出会えることで人気の転職サイトだ。楽天ほか大手人気企業の動向、求人情報を手に入れたい場合はぜひ登録してもらいたい。

また、ビズリーチ以外にもハイクラスの求人が集まることで人気のキャリアカーバーもおすすめの転職サイトだ。レジュメを登録するだけでも非公開求人を検索することができることも大きなポイントで、ビズリーチと併用することで、優良求人情報を見逃すことなく転職活動を進めていけるだろう。

楽天へ第二新卒での転職はできる?

楽天に第二新卒で入社するチャンスはある。キャリア採用がおこなわれていることがコーポレートサイトで確認できる上に、募集職種(オープンポジション)も常時公開されている。MBAを取得中、または既に取得している方には、MBA採用枠が用意されている

楽天への応募方法

第二新卒で楽天への転職を希望する場合には、以下3つの応募方法がある。企業HPからの応募と転職サイトからの応募、そして転職エージェントの紹介による応募だ。この3つの方法ついてはそれぞれに違いがある。

楽天への応募方法

・企業HPから応募する

・転職サイトの求人から応募する

・転職エージェントの紹介で応募する

もっとも大きなポイントとなるのは内定率の確率の違いで、転職エージェントなど間に仲介者が入るほど、内定率は高くなる。それに反比例して会社と人材の相性のミスマッチ率が低くなる。

企業と応募者の間に第三者が入ることにより、コミュニケーションの時間がかかるなどの側面は否めないが、入社後のミスマッチなど個人、企業の双方にとってデメリットとなるケースを最小限に抑え、「本音」を相談できるなど就職活動時のサポートなどが用意されていることを考えれば、少しのタイムロスは補って余りあると言えるだろう。

企業HPから応募する

楽天のコーポレートサイトにはオープンポジションの一覧がある。勤務地や職種などによってフィルタリングが可能だ。ポジションごとに業務内容や応募要件、求める語学力が明記されている。要件をすべて満たしていなくても、挑戦する意欲が大切だ。

転職サイトの求人から応募する

転職サイトには求人が掲載されていた形跡があるが、どの求人も掲載を終了している(2020年9月現在)。コーポレートサイトに求人一覧と募集要件がまとめられているので、転職サイトに求人が掲載される可能性は高くはないかもしれない。

転職エージェントの紹介で応募する

転職エージェントなら、効率よく転職活動を進めることができるだろう。企業と転職希望者をつなぐキャリアカウンセラーを上手に活用しよう。転職エージェントは全般にミスマッチを防ぐことをミッションとしているため、3つの中で内定率がもっとも高いのが魅力だ。

楽天へ第二新卒で転職するメリット

楽天へ第二新卒で転職するメリットは、国内屈指のメガベンチャーならではの個々の社員の個性が重んじられ、自由裁量が与えられていながら、新規事業や大規模な事業を任される、立ち上げられる点であるといえる。具体的には次の3点を挙げてみたい。

  • 新規事業を一から立ち上げてビジネスを軌道に乗せる経験ができる
  • 若手でもやりがいのある大きな仕事を任せてもらえる
  • 日本企業でありながら実感できるダイバーシティ

新規事業を一から立ち上げてビジネスを軌道に乗せる経験ができる

大手でありながら新規事業に挑戦し続けるベンチャー気質があり、新規ビジネスの企画立案遂行までチャレンジさせてもらえる。年齢に関係なく、社内社外のたくさんの人と組みながら新しいビジネスを形にしていく醍醐味を味わえる。

若手でもやりがいのある大きな仕事を任せてもらえる

成果主義が徹底していて、若手でも手をあげればスケールの大きな仕事を任せてもらえる。さらに、成果を上げればまた次の仕事へのチャンスを得ることができ、年功序列をきにぜず、比較的容易に挑戦していくことができる。

日本企業でありながら実感できるダイバーシティ

楽天は、世界30か国・地域にビジネスの拠点を持ち、70か国・地域から人材が集まるグローバル企業だ。英語が社内公用語で、日本オフィスには外国人も多い。これだけ多様性のある労働環境を整えている日本企業は、そう多くはない。

楽天の事業内容

楽天は小規模なECモールからスタートし事業を次々に拡大、現在の事業内容は多岐にわたる。動画や音楽、電子書籍などの配信サービス、プロスポーツチームの運営、モバイル通信、電力、宅配、英語学習サービス、フィンテックなど多角化が進んでいる。

過去には2004年、IT企業として初めてプロスポーツ球団を買収し、世の人々を驚かせた。2019年のモバイル事業参入も世間を賑わしている。

Amazonと比較するとその違いが分かりやすい。同じECサイトとして圧倒的な強さを持っているが、AmazonはECサイトを主軸とし、品揃えや物流、顧客満足度を上げる方向で動いている。どちらかといえば、ZOZOを買収したYahooと似たような動き方をしているといえるだろう。

楽天の求人内容(職種・年収など)

職種年収
ビジネス400~1200万円
プロダクト開発/エンジニア550~1000万円
クリエイティブ400~1200万円
コーポレート400~800万円

現在進行形で成長し続ける楽天には、約700ものオープンポジションがあり、職種は大きく4つのカテゴリーに分類される。
具体的な職種はそれぞれの中に含まれている。同時に3つ程度まで応募可能なので、よく検討して欲しい。

ビジネス

楽天グループ・ヘッドクオーターやカンパニーのビジネス職だ。グループ・ヘッドクオーターでは楽天グループ全体に関わる横断組織に所属して仕事を担当する。

戦略・経営企画 / 新規事業企画・サービス企画 / 営業・コンサルタント / マーケティング・PR / データサイエンティスト・データアナリスト / 金融専門職 / 物流・SCM・その他 / カスタマーサポート・運用管理

プロダクト開発/エンジニア

プロダクト開発/エンジニア職では、グループ全体の組織力を高めるサービスやソリューション、または所属するカンパニーの事業やサービスなどを開発する。

プロダクトマネージャー / アプリケーションエンジニア / インフラエンジニア / セキュリティーエンジニア/ データサイエンティスト / リサーチャー / テクノロジーマネジメント / 開発サポート

クリエイティブ

クリエイティブ職では、クリエイティビティを活かしてグループ全体やカンパニーの新しい事業・サービス・コンテンツなどの快適さを追求する。

プロダクトマネージャー・プロデューサー/ プロジェクトマネージャー・ディレクター /UX / デザイナー / フロントエンドエンジニア

コーポレート

楽天グループ全体やコーポレートの事業・サービスをバックオフィスからサポートするのがコーポレート職だ。

人事・総務・コーポレート / コミュニケーション / 法務・知的財産・内部監査 / 財務・経理

楽天への転職で受かりやすい人は?

楽天への転職で受かりやすい人はどのような人だろうか?実務経験、人物像、スキル・資格から見てみよう。求められているのは、自分自身のスキルや経験に基づいて、新しいことにへの挑戦を楽しめる人といえると思う。

楽天への転職で有利な業界・職種は?

楽天への転職で有利になる経験は応募するポジション次第だ。第二新卒を含むキャリア採用については、各ポジションに対する募集要件(ジョブディスクリプション)がコーポレートサイトに明記されている。必須要件や歓迎要件があるので、よく確認しよう。

未経験からでも転職できる?

未経験でも転職できる可能性はある。必須要件に実務経験がなければ、可能性があると考えよう。実務経験がなくても諦めずに、何かほかの経験やスキルでカバーできないか一度考えてみて欲しい。

楽天が求める人物像は?

求められる人物像もポジションによるところが大きい。しかし、ある程度共通している点として、関係各所との調整力、問題解決能力、論理的思考力、目標達成意欲、スピーディーさが挙げられる。

しかし、第二新卒でこのすべての能力を高い次元で兼ね備える人材は珍しい。無理に背伸びすることなく、自分に足りないものを素直に認めて、仕事を通して伸ばしていきたいと意欲を示そう。

持っていると有利なスキル・資格は?

全ポジションで共通して求められているのは語学力だ。英語と日本語のスキルは、どのポジションでも求められる。TOEICのスコアを取得していない場合、選考過程でテストを受験する必要があるので、持っていると有利な資格ではなく必須スキルだ。

英語力を短時間でアップさせたいならプログリットがおすすめだ。無料で英語力診断と学習法の設計をしてもらえるため、カウンセリングに申し込んでみると良いだろう。ビジネス英会話コース、TOEICコースなど3つの種類がある。

契約後も30日間は全額返金。中身に自信のあるサービスだからこそ、本気で英語力をアップさせたいと思うのであればチェックしてみよう。

楽天の選考内容

楽天の選考内容は、書類選考と面接だ。募集ポジションは広範かつ多岐にわたるため、コーポレートサイトの採用情報に掲載されている各ポジションのジョブディスクリプションを必ず確認しよう。

書類

書類選考で見られるポイントは、応募するポジションによって異なる。募集要件を満たしていない場合には、未経験の場合同様、何かほかの経験やスキルでカバーできないか一度考えてみて欲しい。

応募書類とは別に、感想文の提出が必要とされる。創業者であり社長の三木谷氏の著作についてのものだ。

SPI・性格診断

選考プロセスのひとつにSPIがある。こちらはほかの企業への対策と同様に問題集を解くなどして対策しておこう。

面接

楽天のキャリア採用では通常、面接が2回(1次面接、2次面接)おこなわれる。2回の面接で、配属部署のリーダー・マネージャー、人事担当者・マネージャーと顔を合わせることになる。必要に応じて面接は追加され、役員クラスが登場することもある。よくある質問は次のとおりだ。

よくある質問は次のとおり

・なぜ楽天なのか?

・入社後にやりたい仕事は?

・英語(日本語)ができるか?

第二新卒の場合には、経験値よりも仕事への姿勢や既存社員にとって一緒に働きたいと思える人かという点を主に確認されるようだ。

楽天内定者が語る転職準備のポイントや給与、選考プロセス、評判を公開

楽天へ転職するには転職エージェントがおすすめ

第二新卒で楽天への転職を狙うなら、転職エージェントの利用をおすすめしたい。理由は4つだ。

転職エージェントの利用を勧める理由

・求められる人材像を把握しているため、アドバイスや提案が的確

・まだキャリアの浅い第二新卒のポテンシャルを見出してくれる

・転職希望企業への推薦時に、人柄や雰囲気、意欲も伝えてくれる

・転職希望企業に直接聞きにくいことや希望条件について本音が言える

このほか基本的なこととして、無料で利用できる、応募企業への事務連絡や面接日時の調整を代行してもらえる、採用条件の交渉がしやすいなどのメリットがある。転職希望企業との間に築かれている信頼関係がベースにあるため、推薦してもらうことは検討に値すると思う。

転職活動をするなら登録しておきたいのが転職エージェントが日本最大級の規模を誇るリクルートエージェントだ。サポートに強みがあり初めての転職にもおすすめだ。エージェント登録だけではなく、ビズリーチなどほか多数の転職サイト利用、併用することも効果的だ。自分でも思いもよらぬポジションとの出会いもあるかもしれない。

楽天の企業情報

楽天の企業情報をまとめたので、確認してほしい。簡潔に示してあるため、時間を短縮できるだろう。

業績(売上・営業利益)

2016年度:7819億円

2017年度:9445億円

2018年度:1兆1015億円

2019年度:1兆2639億円

引用元:楽天株式会社(https://corp.rakuten.co.jp/investors/financial/trends01.html)

従業員数

7,728名(連結20,053名)

平均年齢

34.3歳

平均勤続年数

4.7年

平均年収

全体:632.5万円

20代:480万円

30代:580万円

40代:700万円

50代:925万円

平均残業時間

34.9時間

職種

・ビジネス:経営戦略企画の立案、新規事業企画、営業、マーケティング、ビジネスアナリシス、金融専門職、物流、カスタマーサポート

・プロダクト開発/エンジニア:プロダクト開発とそれに伴うアプリ・インフラ・セキュリティーエンジニア職、データサイエンティスト、リサーチャー、および開発サポート職

・クリエイティブ: Web・アプリ・映像のアートディレクター、デザイナー、ディレクター、UXデザイナー、フロントエンドエンジニア、マークアップエンジニア

・コーポレート:人事、総務、広報、法務、知財、内部監査、財務、経理などバックオフィス全般

福利厚生

休日・休暇:完全週休2日制(土日)・祝日、夏季休暇・年末年始休暇・年次有給休暇・産前産後休業・育児休業・介護休業・生理休暇・特別休暇(慶弔、ボランティアなど)

保険:各種社会保険完備

その他:通勤交通費、従業員持株会制度、スポーツクラブ法人会員、ビザサポート、リロケーションサポート、仕事と育児・介護の両立支援サポート、カフェテリア(朝食・昼食・夕食無料)、ライブラリ(個人学習スペース)、コンビニエンスストア、有料レストラン、有料フィットネスジム、有料ヘアサロン、有料ランドリーサービス、有料マッサージ&鍼、クラブ活動、納会、ファミリーデーなど

まとめ 

第二新卒で楽天に入社できるチャンスがあるのか、その可能性を高めるためにはどうしたらいいのかについて解説してきた。

業界のリーディングカンパニーとして走り続けながらも、常に挑戦を忘れない楽天は、社会を変えるようなビジネスを創出する仕事に携われるかもしれないという夢を見させてくれる企業だ。

三木谷氏のトップダウンという企業文化の下、成長のスピードを緩めない楽天には、たくさんのオープンポジションがある第二新卒での入社を狙って、果敢に挑戦してもらいたい

他にも第二新卒で狙える企業は多数ある。情報収取をしていてもたどり着けないのなら転職サイトや転職エージェントの利用をおすすめする。

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