キャリア相談室

【退職の当日】挨拶回りのタイミング・マナーを確認しておこう

退職をする際に頭を悩ませてしまう、挨拶のタイミングや内容。今回は、そんな退職当日におすすめの挨拶の内容・タイミングや、1日の過ごし方を紹介する。ポイントをしっかり押さえてスムーズに、最終出勤日を終えよう。相手にいい印象を与えられる最終日の挨拶や過ごし方とはどんなものだろうか。

もちろん、最終日を迎えるまでに挨拶のための準備を進めるだけでなく、次の転職先を選んでいく必要もある。まだ転職先が決まっていない場合は、まずはビズリーチに登録しておこう。転職も最終日の挨拶に関しても、準備は早いに越したことはない。ビズリーチでは、企業からスカウトが受けられるので、比較的スムーズに転職活動ができるだろう。

また、転職サイトのみでは不安な場合は、アドバイザーのサポートが受けられるエージェントへの登録も行っておこう。

挨拶のタイミングは午後がベター

挨拶は定時前よりも午後イチに

退職の挨拶をしに行くタイミングは午後一番がいい。バタつく朝一番は避けよう。定時前も、早く帰宅したい人の足止めをしてしまう可能性があるので、午後イチの時間帯にしよう。

某大手企業で働く知人と話した際も、「朝一番はメールのチェックやミーティングなどで忙しいので、午後の方がうれしい。落ち着いた時間帯に声をかけてくれると、気を使ってくれているんだなと感じ、好印象だ」と言っていた。また、「午後からは少し集中力が下がるので、誰かと会話をするとリフレッシュにもなる」とのこと。

ただ、人によって手が空く時間は様々なので、共有されているスケジュールや相手の状況をみて、挨拶にいくタイミングを決めるのがいい。そのため、退職当日は、デスク周りの掃除や返却物の準備は早めに済ませ、時間に余裕を持っておく必要がある。

上司への挨拶回りは朝と夜の2回

上司へは朝と退社前の2回、挨拶を。朝は最後までしっかり業務に取り組む旨を伝え、退勤前に感謝の気持ちを伝えよう。2回の挨拶は必ずするべきとまではいかないが、朝と夜の2回行う方が丁寧な印象だ。

最後まで好印象を与えたいのであれば、朝と夜の2回挨拶をしておこう。

退職の挨拶回りで伝えるべき内容

バタつく朝の挨拶は、なるべく短めに。また退勤時や全員の前での挨拶も、ダラダラと話すのではなく、要点をまとめ端的に話そう。しかし、形式ばった無機質な挨拶ではなく具体的なエピソードを交えつつ、感謝の気持ちを伝えられると印象に残る挨拶になる。

またそのほかのポイントとしては、これで最後だからといって、愚痴や会社に対するネガティブな発言はしないこと。将来、退職する会社が取引先になる可能性も十分にあるので気をつけておこう。

以下は具体例だ。

上司への挨拶

朝:「本日付で退職ですが、最後までしっかりと業務に取り組みます。どうぞよろしくお願いいたします」

退勤前:「たくさんご指導いただきありがとうございました。お忙しいとは思いますが、体にはお気をつけください」

全体への挨拶

朝礼など:「一身上の都合により、本日をもちまして退職させていただきます。◯年、在籍させていただきました。たくさんのことを学ばせていただき、成績が伸び悩む時期もありましたが、皆様のご指導のおかげでやりきることができました。

この会社で学んだことを活かし、これからも精進していこうと思います。お世話になったみなさまのご活躍とご健康を心よりお祈りしています。本当にありがとうございました」

同僚への挨拶

「今まで本当にありがとう。◯◯のプロジェクトでは一緒に夜遅くまで仕事したね。体に気をつけて頑張ってね。また、飲みに行こう」

同僚への退職の挨拶の際、その人との過去のエピソードなどで会話が弾むと今後もいい関係が築けるだろう。仲のいい同僚への挨拶は、緊張することなくフランクに行えばいい。

ただ、退職することを知らせるタイミングは、よほど仲のいい信頼できる間柄でないかぎり、上司の許可が下りてからにするべきだ。

また転職準備の期間中も、周りにはなるべく黙っておく方がいいだろう。周囲にバレるリスクを少しでも抑え、スムーズに転職先を探したい場合は、同僚に相談するよりもビズリーチに登録して転職エージェントに相談するようにしよう。

企業側からスカウトを受けられるので、自ら動くことなく待っているだけで転職活動ができるというメリットがある。

後輩への挨拶

「今までありがとう。もし何かわからないことや、相談したいことがあったら気軽に連絡してきてね。体に気をつけて頑張って」

後輩への挨拶も重要だ。将来、取引先として一緒に仕事をするかもしれないからだ。体調を気遣う言葉や、業務に関するアドバイスなどを伝えると「優しい先輩だ」という印象になる。

しかし、アドバイスを伝える場合は、長々と話したり、上から目線で伝えたりはしないこと。なるべくポジティブな話題で、明るい印象で終わろう。

この際も、個人との過去のエピソードがあれば挨拶に盛り込むと、オリジナリティに溢れ、印象に残るだろう。

お菓子を手渡すべきか

お菓子を手渡した方が丁寧な印象だが、マストではない。手渡す場合は、相手の好みをリサーチしておこう。

また、個別に渡すのではなく、大箱で「部署の全員宛に」と渡してもいい。その際は、退勤前の挨拶の際に「皆さんで食べてください」と上司に手渡そう。お菓子はなるべく日持ちし、持ち帰りやすいものを選ぶといい。

定番だが、仕事中も手軽に食べられ、嫌いな人も少ないクッキーなどが喜ばれる。

メールでの退職挨拶は?

社内へ退職の挨拶メール

以前は一緒に仕事をしていたけれど、現在あまり関わりがない人には、メールでの挨拶をしよう。

まずは「一身上の都合により◯月◯日に退職する運びとなりました。在職中は大変お世話になりました」と感謝の気持ちを伝えよう。

直接の挨拶ではなく、メールでの報告になってしまったことを詫びる文もあると丁寧な印象だ。

また、個別にメールを送る場合は、直接の挨拶の時と同様、メールを送る人との過去のエピソードを交えよう。

退職後、急な用が発生した時のために、携帯電話の番号や、メールアドレスを記載しておいてもいいだろう。しかし、特筆するべき事項ではない。個人的にメールを送る場合は、今後も付き合いが必要な人のみに連絡先を記載すればいい。

メールを送るタイミングは午後がおすすめ。だが、朝のみメールをチェックする人もいるので、メールで確実に相手に知らせたい場合は、早めに送信しておこう。

例:

【件名】退職のご挨拶 ◯◯(部署) □□(名前)

【本文】

お疲れ様です。

◯◯部署の□□(名前)です。

私事で恐縮ですが、一身上の都合により◯月◯日をもって退職することとなりました。

本来、ご挨拶に伺うべきところメールでのご報告となってしまいまして、大変申し訳ございません。

至らぬ点も多々あったかと思いますが、ご指導いただきありがとうございました。

入社をしてから◯年、様々なことを学ばせていただきました。成績が伸び悩み、落ち込む時もありましたが皆様のご指導のおかげで、なんとか乗り切ることができました。△△さん(メールの宛て主の名前)にかけていただいた「×××××××××××××」という言葉は今でも胸に残っています。

学んだことを活かし、社会に貢献することが皆様への恩返しと信じてこれからも精進して参ります。

本当にありがとうございました。

今後の連絡先は下記になりますので、何かありましたらこちらへご連絡ください。

メール:×××××××@mail.com

電話:000-0000-0000

最後になりましたが、今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。

◯◯(署名)

社外へ退職の挨拶メール

社内はもちろん、取引先へも退職の連絡をしておくといい。こちらも社内のメールと同様、直接、退職の挨拶ができなかった旨を詫びる文を入れよう。

また、今後の仕事の進め方や、引き継ぎをする新しい担当者も明記しておくといい。取引先が今後の仕事の進め方に不安にならないよう、進行中のプロジェクトに関してあなたの退社後の動向を、可能な限り伝えておくべきだ。

退社前に、後任の新しい担当者を含めてのミーティングが必要な場合は、退社日の当日ではなく早めに連絡をしておくといいが、あらかじめ社外に退職の旨を伝えてもいいか上司に聞いておくと安心だ。

例:

【件名】退職のご挨拶 ◯◯株式会社 □□(名前)

【本文】

◯◯株式会社

△△部署

□□(名前)様

お世話になっております。

◯◯株式会社□□(名前)です。

私事で恐縮ですが、一身上の都合により◯月◯日をもって退職することとなりました。

本来、ご挨拶に伺うべきところメールでのご報告となってしまいまして、大変申し訳ございません。

◯◯株式会社に在籍中は、□□(名前)様には様々なご支援をいただき本当にありがとうございました。至らぬ点も多々あったかと思いますが、□□(名前)様とプロジェクトを進められたことは、私にとって大きな経験となりました。

後任は、同じ部署の□□(名前)が務めさせていただきます。

後日改めて□□(名前)とご挨拶に伺いますので、変わらぬご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

末筆ながら、貴社のご発展と□□(名前)様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

◯◯(署名)

退職当日の1日の過ごし方

午前の過ごし方

午前中は、やり残した業務はないか最終チェックを。引き継がなくてはならない仕事もしっかりと引き継げているかチェックをしておこう。

「引き継いでもらった仕事で、わからないことがあれば聞いてください。◯時までならスムーズに対応できます」と声がけや連絡を入れておくと、丁寧な人だなという印象を持たれる。

また、こちらから時間を提示することで1日のスケジュールもたてやすく、最終日に急な相談や、引き継ぎミーティングなどで時間が取られバタつく心配もなくなる。

デスクの周りの整理も早めに手をつけよう。荷物を持ち帰るために紙袋などを持参しておくと安心だ。また、餞別の品をいただく場合もあるので、大きな袋が1つあると退職当日は何かと便利である。

朝しかスケジュールに空きのない人には、この時間帯に挨拶をしよう。

午後の過ごし方

午後からは挨拶周りや、退職する旨を伝えるメールの送信準備をしよう。可能であればスケジュールをチェックしておき、上司、同僚、後輩があまり忙しくなさそうな時を見計らって声をかけよう。最後まで相手への気遣いを忘れないことだ。

先ほど紹介した例を参考にしながら、好印象な挨拶を目指そう。ポイントを押さえつつも、しっかりと感謝の気持ちを自分の言葉で伝えることが重要である。

挨拶を済ませたら、残りの私物やデスク周りを片付け退勤時間を待つ。あとは、上司に最後の挨拶をし、退勤するたけだ。

もし退職の日までに次の就職先が決まっていない場合は、早めに不安を取り除いておく方がいい。

ビズリーチでは、ほかのサイトにはない求人や、非公開の優良な求人の情報を得ることができる。

また、ハイクラス向けの求人や、特定のエージェントにしか情報をオープンしない求人もあるため、JACリクルートメントなどのエージェントへの登録もおすすめだ。

返却物もチェックしておこう

会社に返却しなくてはならないものを忘れ、後日、また会社に行かなくてもいいように、返却物はしっかりチェックしておこう。何を、どこに、誰に返却をするか、退職の数日前から調べたり、上司に聞いたりしておくといい。

そのほか、必要な提出書類や、転職の際に必要な会社からもらう書類もないかチェックしておこう。

退職当日や、退職日の午後はスケジュールが意外とタイトだったり、返却をするために書類などの提出が必要だったりする場合もあるので、返却物や必要書類に関しては早めに動いておくことをおすすめする。

すっきりと最終日を終えるために

社内、社外を含め、退社の挨拶のタイミングや内容はわかっただろうか?スムーズに、そして、すっきりとした気持ちで最終出勤日を終えよう。最後まで丁寧に、そして、しっかりと感謝の気持ちを伝えることが、好印象へとつながり、相手も自分も気持ちよく退社日の1日を終えることができるだろう。

何度も繰り返すが、まだ転職先が決まっていない場合はなるべく早く動き出そう。ビズリーチリクルートエージェントなどの転職サービスを有効に使用し、気持ちよく、そしてスムーズに次のステップに進んで欲しいと願っている。

ビズリーチ企業側からスカウトを受けることができ、待ちの姿勢でも転職が可能な転職サービスだ。ただ、それだけでは不安な場合は、転職エージェントも活用しよう。優良な求人は、特定のエージェントにしか情報をオープンにしていない場合が多い。

アドバイザーから手厚いサポートを受けたいのであればリクルートエージェント、海外で活躍したい場合や、ハイクラス向けの求人を知りたい場合はJACリクルートメントの利用がおすすめだ。

また、コンサルティング業界へ転職したい場合は、アクシスコンサルティングを利用してみるといい。さまざまな転職サービスがあるが、ぜひ自分に合ったサービスを見つけてほしい。

今日は以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

ビズリーチ
キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

リクルート キャリアカーバー
ハイクラス・エグゼクティブ限定の転職サイトである。年収800〜2,000万円の求人が多数あり、レジュメ登録するとスカウトを受けることができる。ビズリーチと合わせて使うことで、それぞれの優良求人や非公開求人を逃さず収集できるのでおすすめだ。

リクルートエージェント
日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

アクシスコンサルティング
創業から17年間で約5000人の現役コンサルタントを支援、77%が非公開求人という圧倒的な数字を誇る。平均3年の長期サポートでキャリアアップを支援してくれるので、未経験からコンサル業界に挑戦したい方はまずは挑戦してほしい。