業界研究:その他

電通に第二新卒で転職できる?採用条件などをわかりやすく解説!

電通と言えば日本最大級の広告代理店であり、日本を代表する高年収企業として有名だ。

年収に見合ったハードな業務内容もあるが、人気就職先ランキング上位常連の企業である。

また歴史も古く創業は明治に遡るほど伝統的な企業であり、第二新卒での転職先としても人気の企業である。

そこで今回は電通に第二新卒で転職できるのかについて詳細を述べる。

転職を考えている人はぜひ参考にしてほしい。

なお、電通をはじめ、広告業界に第二新卒で転職したい方がまず登録すべきなのは、ビズリーチだ。大手企業を中心とした多くの求人を取り扱っており、非公開求人も多数取り揃えている。

また、転職エージェントにも、並行して登録して活用してほしい。若手の方であればリクルートエージェントが、ハイキャリアの方にはJACリクルートメントがお勧めとなる。

電通への第二新卒での転職はできる?

電通への第二新卒での転職は可能である。

しかし、電通では第二新卒枠のような転職枠を設けていないため中途入社と同じ採用枠から応募することになり、特別な優遇は受けられないことには注意が必要だ。

「ビジネスプロデューサー」と呼ばれる職種においては「社会人として3年以上の勤務経験があり、即戦力となれる方」との条件がある。

そのため第二新卒では条件を満たさない可能性もあるため、転職を考えている人は注意しよう。

電通への応募方法

電通への応募方法は大きく分けて3つ存在する。

電通に第二新卒で転職を希望する場合、応募できる職種としては下記の8つのものが挙げられる。

  • ビジネスプロデューサー(営業人材)
  • コミュニケーションプランニング人材
  • ビジネス開発/コンサルティング/事業投資人材
  • デジタル/データテクノロジー人材
  • スポーツ/コンテンツビジネス人材
  • メディアビジネス人材
  • グローバルビジネス人材
  • コーポレート人材

これらの職種の中から希望する職種1つに応募する形式である。

企業HPから応募する

1つ目の方法は電通の企業HPから直接応募をおこなう方法である。

電通はスカウト機能といった応募方法を採用しており、一般的な企業に比べて直接採用にリソースを割いている。

しかし、それでもこの方法はおすすめできない。

その理由としては選考フローが難化し、採用までの時間も間延びしてしまう可能性が高いからである。

よほどの自信がある場合を除いて、企業HPから応募することは避けるのが無難である。

転職サイトの求人から応募する

2つ目の方法は転職サイトの求人を通して応募する方法である。

こちらの方法のメリットとしては転職サイトを通すことで、1次選考となる書類審査の通過率が圧倒的に高まることである。

しかし、欠点として電通の求人はすべての求人サイトで募集がおこなわれているわけではないため求人を見つけられない可能性が高まる。

さらに非公開求人も存在するため、希望の求人を探すことが難しいケースも存在する。

転職エージェントの紹介で応募する

3つ目の方法は転職エージェントの紹介で応募する方法である。

こちらの方法のメリットは2つ目の方法同様で、1次選考の突破率上昇と選考フローの簡略化が挙げられるが、それ以外にも大きなメリットが1つ存在する。

それは非公開求人の紹介が期待できることである。

企業の採用活動は年々難しくなっており、採用コストの増加も大きな問題として挙げられる。

そこで利用されているのが転職エージェントのような、プロフェッショナルの直接採用を目的とした転職サービスである。

電通のような人気企業は転職エージェントに非公開求人を依頼していることがほとんどのため、求人を探す手間も省けるため第二新卒で転職するのに適した方法となる。

第二新卒で転職を検討している人はぜひとも転職エージェントを活用しよう。

前述した通り電通を代表とする広告業界への転職には、ビズリーチに加えて、リクルートエージェントJACリクルートメントといった転職エージェントを活用しておこないたい。

電通へ第二新卒で転職するメリット

電通に第二新卒で転職するメリットは大きく分けて2つある。ここではそれぞれのメリットについて詳細を述べる。

平均年収が高い

電通の平均年収は2019年度の有価証券報告書によると、グループ企業含めて11,687,559円である。

これは日本企業の中でも最高水準の年収であり、月給で100万円を超えることも珍しくない。

もちろん高年収に見合った業務内容ではあり、決して楽な仕事ではないが高収入なのが人気の要因の一つである。

このことから電通は給与面としてはかなり期待ができる企業である。

キャリアアップが見込める

電通は国内最大手の広告代理店であり、世界で見ても第5位の規模に入る大企業である。

電通では最先端のデータマーケティングのケイパビリティ拡充に注力しており、国内外で価値の高いデータ活用を目指している。

国内においてはPeople Driven Marketing、海外ではM1と呼ばれるフレームワークを活用し、「人を起点とするマーケティング」を理念としている。

またフレックスタイム制を導入しており、自らを管理する必要があることも自己成長につながる大きな要因の1つである。

電通の事業内容

電通の事業内容は大きく分けて3つのセグメントに分類される。

今回はそれぞれの詳細について詳細を述べる。

1つ目はインターネットやメディアをを中心に幅広い範囲におこなわれている広告宣伝である。

電通は広告代理店として日本最大の企業であり、世界でも5本の指に入る大手広告代理店として有名である。

広告範囲は多岐に渡り、民間の広告以外にも政府や国際組織などの広告宣伝をおこなう。

最近では東京2020と題したオリンピックの広報宣伝も担当しており、今後も存在感を示していくことが予想される。

また近年ではインフルエンサーや有識者を中心に、第三者を利用した広告宣伝を展開している。

電通が直接広告しないものでも、電通が関与しているケースが存在するということである。

2つ目はマーケティングを中心とした情報収集である。

電通にはマーケティング部門、デジタルマーケティング部門が存在し、市場の動向や消費者のニーズをチェックしている。

対象は小売商品から環境資源まで幅広く、それら情報を用いて効果的な広告宣伝をおこなっている。

集めた情報は政府を中心に提供もおこない、有事の際に情報の拡散をおこなうケースも存在する。

直近では特別給付金の給付作業において、電通が政府広報を担当したことでも有名である。

3つ目はラボと呼ばれる事業運営である。

電通ではプロジェクトの立ち上げや運用を積極的におこない、社外の企業とも共同運営をおこなっているケースも存在する。

これらプロジェクトは本業である広告宣伝にも活かされ、総合的な広告宣伝戦略として電通の経営を支えている。

また資産運用等の金融業もおこなっているが、第二新卒の求人がなく詳細不明のため主要事業には含めないものとする。

電通の求人内容

電通の求人内容としては主に下記の8職種が募集されている。

職種(正社員採用のみ)区分年収(求人情報)
ビジネスプロデューサー総合職500~1,000万円
コミュニケーションプランニング人材総合職記載なし
ビジネス開発/コンサルティング/事業投資人材総合職記載なし
デジタル/データテクノロジー人材総合職1,000万円~
スポーツ/コンテンツビジネス人材総合職600万円~
メディアビジネス人材総合職記載なし
グローバルビジネス人材総合職記載なし
コーポレート人材総合職500万円~

各職種の詳細については下記の通りである。

ビジネスプロデューサー

ビジネスプロデューサーはクライアントの悩みを引き出し、その悩みを解決することを目的とした職種である。

主にクライアントに営業をかけ、クライアントが抱える課題の発見と解決策の提案をおこなうことが主な業務となる。

社会人としての経験がある即戦力の募集となり、採用には広告宣伝に対する知識や経験が重要視される。

コミュニケーションプランニング人材

コミュニケーションプランニング人材は、顧客に対して広告宣伝の枠を超えて課題の解決に協力をおこなう職種である。

広告宣伝を中心に、情報を元にした総合コンサルティング業務をおこない、事業の成長をサポートすることが主な業務となる。

広告宣伝を中心とした総合的な広告の知識と、キャンペーンの設計経験が採用条件となる。

ビジネス開発/コンサルティング/事業投資人材

ビジネス開発/コンサルティング/事業投資人材は、既存のビジネスの先を行く新しいビジネスを立ち上げることを目的とした職種である。

クライアントに対して新規事業の立ち上げを、総合的にサポートすることが主な業務となる。

コンサルティング業の側面が強くあまり大量採用はおこなわれていないため、コンサルティング業の経験が採用時に注目される。

デジタル/データテクノロジー人材

デジタル/データテクノロジー人材は、クライアントのニーズに合わせた情報収集および情報運用を目的とした職種である。

データをもとにしたソリューション企画の提案や各種譲歩の活用が主な業務内容となる。

高度な情報を扱うため情報運用の経験が必須となり、課題を聞き出す洞察力やコミュニケーション力も重視される。

スポーツ/コンテンツビジネス人材

スポーツ/コンテンツビジネス人材はスポーツを中心とした国内外の祭典やエンターテイメントに対して、総合的な広告宣伝を提案する職種である。

国内外のスポーツの祭典から音楽イベント、エンターテイメントの企画立案運営をマルチに支援することが主な業務となる。

採用にはクライアントに興味を持ってもらうためのコミュニケーション力が必須となり、スポーツを中心に幅広い知見が重要視される。

メディアビジネス人材

メディアビジネス人材はテレビやラジオ、新聞といったメディア業界に特化した問題解決を図る職種である。

各種メディアに対する企画開発を始め、クライアントとなるメディアの課題発見に尽力することが主な業務となる。

広告宣伝の知識はもちろんのことだが、メディアに対して明るい人材が好まれる傾向にある。

グローバルビジネス人材

グローバルビジネス人材はDANと呼ばれる、電通のグローバルに特化した事業の総合支援を目的とした職種である。

グローバルとあるように国内だけでなく国外のソリューション支援も担当し、グローバルビジネスの最先端分野についての支援が主な業務となる。

最新鋭の知識が必要なこともあり、採用には広範囲のアンテナを持つ人材が重要視される傾向がある。

コーポレート人材

コーポレート人材は人事から経理、法務といった自社のコーポレートに携わる総合的な職種である。

担当業務内容は多岐に渡り、渉外交渉や新人研修といった専門的な業務も兼任する、まさに会社の土台を築く業務が多い。

採用基準も部門によって異なるが、一分野で専門的な業務経験があることが重要視されやすい。

電通への転職で受かりやすい人は?

電通はその高い年収に魅力を感じ、求人数が多いため就職難度が高い企業であることも有名である。

そこで転職を成功させるためにも、電通受かりやすい人の特徴について詳細を述べる。

ぜひ参考にしてもらいたい。

電通への転職で有利な業界・職種は?

電通は広告代理店であり、ネットを中心とした広告業や情報収集が主となる業務である。

そのため広告業に明るい人物やビッグデータの管理・運用に経験がある人物が有利となる傾向がある。

また顧客獲得をおこなう部署が存在し、営業についても活発的におこなわれているため営業職も有利に働く傾向がある。

未経験からでも転職できる?

電通は未経験でも採用される可能性があるが、特別な業界のため業界についての知識が薄い人材の採用はあまり積極的ではない。

ポテンシャル採用や第二新卒枠も存在しないため、未経験で転職するにはそれ相応のスキルを示す必要がある。

電通は扱う広告が多岐に渡るため専門性が高い人材を積極的に採用する傾向にある。そのため、広告業界に未経験の場合、自分が有する専門性をアピールして転職を目指そう。

電通が求める人物像は?

電通が求める人物像は自ら率先して仕事を生み出す人材である。

電通は若手でも大きな仕事を任されるケースが多く、個人の裁量権が大きい社風である。

そのため指示待ち人間のような人材に対して、評価が低くなる傾向が強い。

もし電通に入社を検討しているなら、積極的に組織に利益を生み出そうとする姿勢が重要となる。

持っていると有利なスキル・資格は?

電通に転職するときに持っていると有利な資格は特段存在しない。

これは広告業に直接必要なスキル・資格がないためであり、スキルや資格で差別化しないということである。

採用後のことを考えるなら、海外での勤務が想定されるため、TOEICを始めとした語学力が高いことが望ましいと言える。

電通の選考内容

電通の選考フローは書類選考および適性テスト、数回の面接といったものとなっている。

実際の詳細は下記の流れとなる。

書類選考

書類選考では、初めに専用サイトにて希望職種の登録をおこない、その後1週間以内に応募書類を提出する流れとなる。

同時に複数職種を応募できず、選考結果には1か月弱の時間がかかるため早めに準備をおこなうことを推奨する。

適性検査

適性検査は応募職種によって異なるが、その職種に就くにあたって適性があるかを検査するものである。

新卒就活におけるSPIといったものを想定していただければ問題ない。

詳細については不明ではあるが、一次面接通過者にのみ課されるためよほどのことがない限り選考で落ちるようなものではないと想定できる。

面接

面接は複数回おこなわれ、各回ごとにコミュニケーション能力や意欲といったものをチェックされる。

電通は営業職も多いため、コミュニケーション能力はかなり重視される傾向が強く、しっかりとした対策をおこないたい。

第二新卒の場合は前職を転職した理由が定番となるため、しっかりと理由を伝えられるように準備をしてから望むことをおすすめする。

電通に転職するには転職エージェントがおすすめ

電通のような大手企業のほとんどが転職エージェントに依頼し、求人の掲載をおこなっている。

その目的は転職エージェントを通して採用活動をおこなうことで、確実に優れた人材を確保したいからである。

非公開求人といった求人も多く出回るため、もし転職を考えている場合は転職エージェントを利用しない手はない。

電通を代表とする広告代理店への転職には、ビズリーチをはじめ、リクルートエージェントJACリクルートメントといった転職エージェントを活用することをおすすめだ。

電通の企業情報

業績

電通の売上および経常利益は下記の通りである。

年度売上(百万円)経常利益(百万円)
2019年5,146,802939,385
2018年5,357,278932,680
2017年5,187,300877,622

従業員数

66,400名

平均年齢

40.9歳

平均勤続年数

13.8年

平均年収

11,687,559円

平均残業時間

公開情報なし

職種

募集職種は下記の通りである。

  • ビジネスプロデューサー
  • コミュニケーションプランニング人材
  • ビジネス開発/コンサルティング/事業投資人材
  • デジタル/データテクノロジー人材
  • スポーツ/コンテンツビジネス人材
  • メディアビジネス人材
  • グローバルビジネス人材
  • コーポレート人材

各職種についての詳細は求人内容にて詳しく解説をしているため、そちらを参照して欲しい。

福利厚生

日本生命の福利厚生は下記の通りである。

  • 有給休暇等の制度
  • フレックス制度
  • インプットホリデー
  • 住宅手当、寮完備
  • その他団体割引等(ジム・保養施設・スタジオ等)

まとめ

今記事では「電通に第二新卒で転職が可能であるか」、という疑問について解説をおこなった。

結果としては就職難度は高めであるが電通への転職は可能である。

高い年収や最先端の広告手法といった、環境によるキャリアアップは電通ならではと言える。

もし挑戦する場合は転職エージェントをうまく活用し、1次選考の突破率を高めることをおすすめする。

本記事を参考にぜひ挑戦してもらいたい。

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